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俳句初心者の俳句の記録 そして日々の事も少し
by itiko4747
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秋 - 三日月 鵙 木槿 立秋



山稜のひた沈みゆく三日の月

吾もまた生かされてをり鵙の空

山の雨去りて耀ふ花木槿

ノルウェーの森さながらにけふの秋


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秋の三日月は直立していること、歳時記で知りました。(春の三日月は水平で船の形にみえる)いつもぼんやりとただ眺めているだけなんですね、わたし。

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by itiko4747 | 2017-10-08 08:00 |
夏 - 夏の果 烏瓜の花





密やかに夏逝く夜の木叢かな

ゆく夏や一両列車の窓明かり

烏瓜月より白き花開く





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過ぎ去る季節を惜しむ心、私は特に夏の終わりに強く感じます。






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by itiko4747 | 2017-10-07 14:44 |
夏三句 - 夏燕 薄暑 姫女苑
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夏つばめ潮風を切る胸白し



今年は生まれてはじめて、燕の子育てを観察する事ができました。そして、こんなに燕ってたくさん飛んでいるの?今年は特別?と思うくらい、気が付くと燕たちが空をきって飛んでいました。毎年こうだったんでしょうね。
5月に鹿児島の片浦漁港へ行った時も、顔に当たってきそうな勢いで、燕がたくさん飛んでいました。真っ青な空、燕の白い胸、漁港の風の香、とても印象に残っています。







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外海に日のちらばれる夕薄暑


鹿児島⇔熊本 行き来をするのは距離が長くてしんどいのですが、でも海沿いの道を走るときはいつもワクワクします。今日こそは写真は撮らずに直行(直帰)しようと思ってもなかなかできません。





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熊本地震

瓦礫にも月日流るる姫女苑




2017年 夏の句です


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by itiko4747 | 2017-09-10 08:00 |
夏五句 - 麦 緑陰 えごの花 立夏 樟若葉
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眼つむりて心ときはなつ麦の風




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緑陰の奥のまた奥鄙の家




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朝かげの籠る白さやえごの花





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海と空分かつ単線夏に入る




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ありなしの風に応ふる樟若葉




2017年 夏五句です





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by itiko4747 | 2017-09-08 12:01 |
夏二句 - 六月 蝉時雨




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六月や白き花満つ峡の路





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一山の命谺す蟬時雨




2016年、夏の句。
2016年4月の熊本地震、思い出すだけで息苦しくなります。数か月後に句会が再開するまでの間は、俳句とは無縁の生活を送っていました。もう俳句なんて無理!と思っていましたが、句会の再開の連絡をいただき、また歳時記を開くことになりました。が、うまくできなかったですね。
2016年の夏の句は、既にブログにあげた、
と今日の二句だけ。

朝晩はすっかり秋めいてきましたが、このまま今年の夏の句を続けようと思います。夏だけでもひとくぎりできて良かったです。


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by itiko4747 | 2017-09-05 14:00
春五句 - 花の雨 雉子 春 春立つ 雪解川 
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人のこゑ籠る昏さや花の雨



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暮れがての空の深さや雉子鳴く



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押し上ぐるもののひとつにけふの春



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春立ちて日増しに深むものの影



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薪棚の隙間明るし雪解川

最後の写真は今年の初めに、富山県、長野県を旅した時の写真です。句にはなかなかできませんが、滅多にみる事の出来ない雪景色はしっかり脳裏に焼き付いています。春の花、秋の月、冬の雪。どれも本当に美しいですね。でも美しいだけではなく、時と共に消滅すること、そしてまた再生されるということも共通している、と歳時記にありました。納得です。
「春立つ」と、「春」の句は再考しなさい、だそうです。

雉の鳴き声は独特ですね。毎年春も深まってくると、散歩の途中で雉にばったり出会ったり、鳴き声を聞いたりしてどの辺りに生息しているか見当はついていました。でも地震のあといろいろと環境も変わりましたから気になっていました。今年初めてあの声を聞いた時は本当に嬉しかったですね。今年は家に居ながら雉の声を聞くもあり、棲家?が変わったのかもしれません。そして先日は目の前を横切って行きました。あの横顔!です。雉といえばやはり一番に加藤楸邨のこの句が浮かびます。初めてこの句に出会った時は、怖い、と思いましたが、そんな時代があったんですね。
 
雉子の眸のかうかうとして売られけり





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by itiko4747 | 2017-05-08 12:57 |
春五句 - 春浅し すかんぽ 八十八夜 春障子 白木蓮
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浅春の梢を横切る雲早し



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すかんぽや所在なげなる夕日色




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風のふとにほふ八十八夜かな



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かたことと風の通へる春障子



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雨風のあとの明るさ白木蓮


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by itiko4747 | 2017-05-07 22:29 |
冬五句 ー 小春 凍星 水仙 根深汁 南天の実


欄干に漁具干されたる小春かな


凍星や山峡の灯の疎らなる


咲きそめし水仙傾ぐ朝の雨


太々と夫に切られし根深汁


南天の実ほどの雨の粒光る




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写真はイメージで選んでいます












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by itiko4747 | 2017-03-11 08:00 | 冬 
初句会二句 - 冬の夜 凍蝶
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1月21日は初句会。毎月一回、熊本城の真ん前にあるビルで行われる句会です。
熊本城・・・、寒かったけれど冬晴れのもと、多くの観光客で賑わっていました。何故か振り袖姿の外国の人がたくさん。熊本城の傷ついた天守は今だに見る事ができないままで(見る勇気がないという意味です)、清正公の背にあるお堀の石垣が崩れているのが見えただけでも、どきーっ!
とにもかくにも、清正公の銅像に挨拶をして会場へ。投句はしてきましたが句会に出席するのは久しぶり。緊張感が心地よい。俳句をしていてよかったな~、素晴しい句にたくさん出会ってきました。

街の句会からはしゅんとして帰る事のほうが多いのですが、今回は「大会に出してみようかな?」と思ったのでした。ちょうど応募用紙も配られたという事もあって。天国のM子さん、喜んでくださるかな?いつも出してみるようにと勧めてくださったM子さん。地震がなければ初句会もご一緒させていただいたはずなのに。本当に悔しい。

大会に投句する句は、はっきりと落っこちた事がわかるまで置いておいて、それ以外の句を。


冬の夜の闇より貨物列車かな


凍蝶の翅に名残の海の色


ある夜、真っ暗な線路の向こうから列車の丸いライトが見えてきました。昼間見た事がある、一両編成のかわいい列車の窓明かりを想像しながらすれ違いざまに横を見ると、それはまっ黒で長い長い貨物列車だった。闇よりも深い暗さに思えたことです。しかもその夜は二回も貨物列車とすれ違ったのです。
そして歳時記で知った凍蝶。これが凍蝶?と思しき蝶をこの冬、初めてみました。道路の上に羽を広げたまま微動だにしない蝶。生きているのかそれとも・・。次の日も違う場所で同じ紋の蝶を見ました。鮮やかなエメラルドグリーン色の筋をもつ蝶。その美しさに暫し見入りました。でも風の一吹きにどこかへ運ばれてしまいそうで、とても儚く思えたのです。

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by itiko4747 | 2017-01-23 14:01 | 冬 
奥吉野、秋を旅して六句 - 行く秋 秋麗 秋の日 秋声 深秋 紅葉 



行く秋や寺苑を展く梢の影

杉の間の古道まつすぐ秋麗

深吉野の幾山わたる秋日差

風と来て秋声わたる廃校舎

深秋の古道細むる杉の雨

雨に来しさかる紅葉の大伽藍





去年の11月に旅した奈良、和歌山。句にする事でひとつひとつの情景がいよいよ忘れ難いものに。もしまた訪ねる機会があるならば、今度は古道を歩いてみたい。今度の紀伊半島の旅で一番印象深いのは、天川村の洞川温泉です。

写真はその時に撮ったものですが、「杉の間の古道」の写真だけはイメージで選びました。

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by itiko4747 | 2017-01-19 11:41 |
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