春隣


師の帰り待ちわぶ日々や春隣




一昨日、先生にお会いすることができました。先生の様子は、周りの方たちから聞いていました。
でも、自分の目で確かめるまでは・・・一緒に行ってくださった方からは、
「あまり期待しないように」と。

でも何故か「大丈夫!」  
そんな確信めいた気持ちで病院へ向かいました。

病室のベッドの上に姿はなく、車椅子もそのまま。
リハビリへ行かれたと聞き、そのリハビリ室をそっと覗くと
背筋をぴんと伸ばして椅子に座り、
看護士さんと向かい合っている、先生の姿が見えました。

とても眩しかったです。

言葉は、まだはっきりしません。表情も固いです。
でも、いつかまた笑顔を見せてくださると信じています。






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# by itiko4747 | 2014-12-18 05:00 | 冬 
秋の日




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山川の魚道に跳ぬる秋日差




先生に案内していただいて見に行った「魚道」です。
90歳という年齢が信じられないくらいの、お元気な足どりでした。
11月6日の事です。





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# by itiko4747 | 2014-12-12 10:54 |
煮凝り




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煮凝りや路地吹きぬくる風の音



煮凝り・・・子どもの頃の事を思い出します。
鍋の蓋をとって中を見ると、煮凝り。
がっかりしながらも、お腹がすいているから
箸でぐるぐる、目玉でも残っていないかとさがしてみる。
火の気のない台所。床の冷たさや風の音などが一瞬で甦ります。



11月20日は、私が席題を出す番でした。
前からずっと、席題には「煮凝り」を出そうと決めていました。
自分はずるして前もって考えておく事ができますが、
先輩方が当日にどんな句を詠まれるか、興味しんしん。
結果は・・・ずるした私の句なんかより、はるかに素晴らしい句ばかり!尊敬です。
すごーい!
皆さんからは「いい席題をだしてくれてありがとう」とお礼を言ってもらい
ルンルン♪気分で家へ帰りました。






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# by itiko4747 | 2014-12-11 12:50 | 冬 
穂絮



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旅もよひ風に穂絮のひとゆれす





昨日(12月4日)は句会でした。先生不在の句会は2回目です。当初の深刻な状況からすると、少し明るい兆しが見えてきました。話す事も書くことも駄目だろう、多分物事を理解できないのではないか。お身内の方からそう聞かされていました。
でも昨日の句会で知ったのですが、自分のお名前、生年月日も言えるそうなんです!お箸を使って食事もされるそう。そして一番嬉しいのは、句集を読んでいらっしゃるそうなんです。
脳梗塞、そして今度は脳出血。90歳という年齢や受けたダメージの大きさを考えると、奇跡のようです。

昨日は持ち寄った四句を互選して、選評しあいました。先生の事を詠みたかったけれど、どう詠めばいいのかわからなくて、、、。
一人の方が「師の病・・・・」と詠んでおられとても感動しました。いつもいつも感じるのですが、やはり70代80代の方の句は、重みがあって私には崇高ですらあります。(何故か60代の会員がいない)
こういう年の重ね方をしたいと思う人ばかりに囲まれ、幸せです。





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# by itiko4747 | 2014-12-05 15:46 |
ユッカ



花ユッカ心尖るをまあるくす






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俳句を始めてから知った花のひとつ「ユッカ」
公園などによく咲いているよ、と句会で教えてもらいましたが
出逢う機会がなかなかありませんでした

鹿児島へ行った時に(初秋の頃)
あちこち咲いているユッカを発見
葉っぱの先に触れてみると痛いほど尖っている
公園などに咲いていたら、子どもが怪我しそうです

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花はといいますと、
清楚な白い紡錘状の花が
まるでうつむいているように、たくさん咲きます

葉っぱはあんなに尖っていても
こんなに綺麗な花を咲かせるんですね

まあるくす、という表現は先生より何か言われるかも
と、想像していたのですがやはり指摘を受けました
それでもやっぱり、まあるくすがいい→強情
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背が高いんですよね


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花はいいですね

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# by itiko4747 | 2014-11-30 10:33 |
稲刈





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稲刈つて端山の風を迎へけり



稲刈りが済んで田を覆うものがなくなると、道がまっすぐに山へと伸びます。
黄金色の景色は消え寂しげではあるが、冬を迎える心構えのようなものを田の景色に感じ取ります。
最初はそんな気持ちをたくさん詰め込んだ句でしたが、何日も考えて、先生に教えていただいたように余計な言葉を省いて省いて。そうやってできた句ですが、初めて自分で「できた!」と感じた句です。
11月6日の句会で先生は「なんも言うことはない、今日の二重丸」と誉めてくださいました。一音の大切さ、どういう言葉を選ぶのか、詩情を大切に。
先生からはたくさんの事を教えていただきました。これからももっと先生のもとで勉強したいと思っていました。先生の頭の中にある言葉をひとつでも多く授かりたい、そんな気持ちでした。
脳梗塞の後遺症を乗り越えてこられたのですが、今度は脳出血。11月20日の句会はお会いできませんでした。
娘さんから病状をお聞きしました。現実を受け止められずにいます。






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# by itiko4747 | 2014-11-28 13:32 |
彼岸花




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ここよりは火の川となり曼珠沙華
人住まぬ家かたまりて曼珠沙華


写真は私が住んでいる町の景色です。彼岸花が川の形を成しているように見えます。撮るのは小雨くらいがちょうどよいと思います。







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# by itiko4747 | 2014-11-23 15:26 |
望の月




  山の端の紺ひきしむる望の月




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昨日の句の詠み直しです
あまり扱っていると
やっぱり最初のがよかった、という事になりますね
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# by itiko4747 | 2014-11-16 10:42 |
満月




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山の端の紺ひきしむる望の月






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# by itiko4747 | 2014-11-15 10:51 |
秋の海




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岩礁の影より暮るる秋の海






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# by itiko4747 | 2014-11-13 16:35 |



俳句初心者の俳句の記録 そして日々の事も少し
by itiko4747
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