夏 - 五句
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学舎の歌わたりくる花茨





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山峡の卯の花明かし峠路






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夕川の瀬音昂ぶる合歓の花






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浜木綿や猫に鳴かるる裏通り






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花でいご島の夕日の色褪せて




2014年・2015年の夏の句です。


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# by itiko4747 | 2017-07-24 08:00 |
夏 - 五句
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姫女苑夕闇満つる峡田かな






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田の水を搏って風なす夏燕






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見上げたる空の重さや蝸牛






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加へたる紫陽花の色サラダ盛る





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貼りつきし風の重さや栗の花




2015年、夏の句です。カタツムリは偶然写っていないかと、紫陽花を撮った写真を見てみましたが、ありませんでした。残念。







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# by itiko4747 | 2017-07-20 08:00 |
夏 - 五句
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山裾へさみどり渡る植田村





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花うばら隣りの村も水の郷




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胸深くすひたる風の花みかん



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山若葉絵葉書択りし旅の朝




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夏薊棚田ひときは夕焼す



2015年、夏の句です。






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# by itiko4747 | 2017-07-17 13:40 |
夏 - 五句
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夕影をいざなふ合歓のうすくれなゐ




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梔子の花の饒舌風わたる




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暁の仄かに韮の花灯り



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あめんぼう湖面を渡る山の風

あめんぼうおのれの影を蹴りつづけ


2014年 夏の句です。




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# by itiko4747 | 2017-07-16 14:12 |
夏 - 五句

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睡蓮のひそと影おく水鏡






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十薬の花ほつほつと夕灯り






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ことごとく葉の裏白し大南風






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空蝉のそびらに迫る山のこゑ






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雲の峰廃舎の窓に聳えをり


町の図書館で行われている句会の扉をノックしたのは2013年の年末で、それからは句会と会報に出す句を作る(詠む、ではなくて)のに四苦八苦でした。今もです。↑の句は2014年の夏の句です。覚えたての言葉を使って、季語を使って、何とか十七音にしただけの句ですが、空蝉だけは自分の言葉になったような気がしました。そんなこんなを積み重ねながら、私にとって俳句はますます大事な存在になっています。

先生や先輩方に巡り会えた事を心から感謝しています。





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# by itiko4747 | 2017-07-01 23:25 |
春 - 五句
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人のこゑ籠る昏さや花の雨



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暮れがての空の深さや雉子鳴く



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押し上ぐるもののひとつにけふの春



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春立ちて日増しに深むものの影



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薪棚の隙間明るし雪解川

最後の写真は今年の初めに、富山県、長野県を旅した時の写真です。句にはなかなかできませんが、滅多にみる事の出来ない雪景色はしっかり脳裏に焼き付いています。春の花、秋の月、冬の雪。どれも本当に美しいですね。でも美しいだけではなく、時と共に消滅すること、そしてまた再生されるということも共通している、と歳時記にありました。納得です。
「春立つ」と、「春」の句は再考しなさい、だそうです。

雉の鳴き声は独特ですね。毎年春も深まってくると、散歩の途中で雉にばったり出会ったり、鳴き声を聞いたりしてどの辺りに生息しているか見当はついていました。でも地震のあといろいろと環境も変わりましたから気になっていました。今年初めてあの声を聞いた時は本当に嬉しかったですね。今年は家に居ながら雉の声を聞くもあり、棲家?が変わったのかもしれません。そして先日は目の前を横切って行きました。あの横顔!です。雉といえばやはり一番に加藤楸邨のこの句が浮かびます。初めてこの句に出会った時は、怖い、と思いましたが、そんな時代があったんですね。
 
雉子の眸のかうかうとして売られけり





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# by itiko4747 | 2017-05-08 12:57 |
春 - 五句
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浅春の梢を横切る雲早し



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すかんぽや所在なげなる夕日色




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風のふとにほふ八十八夜かな



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かたことと風の通へる春障子



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雨風のあとの明るさ白木蓮


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# by itiko4747 | 2017-05-07 22:29 |
春 - 五句
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花の雨耳やはらかに目覚めけり



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うらぶるるアーケード街のチューリップ



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編みかけの白詰草や夕間暮




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浦の町ちりめんじゃこの目の溢れ



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トンネルを抜けし入江の風光る


爽やかな日が続いています。先日、我が家の猫のいっちゃんが腫瘍摘出手術を受けたので、私は三週間ほどいっちゃんにつきっきりでした。ですので何処へも出かけていないのですが、いっちゃんが日に日に元気になっていくのが今は一番の喜びです。新緑が日に日に緑を増していくように、私の心も昨日よりは今日。今日よりは・・・と明るくなっています。
病院から戻ってきたいっちゃんは、エリザベスカラーの生活に戸惑って、ご飯を食べるのもトイレも手助けが必要でしたが、今ではちょっとバックしてみたり体の位置を変えたりしながら、なかなか賢いのです。でも大好きなグルーミングができないのはかなりのストレスでしょうね。来週あたりカラーを外せたらいいな。

5月5日は立夏。俳句、歳時記に触れていると、季節が人より早く巡ってくるような気がします。まだ今だと春の句を詠んでもおかしくはないのですが、おかしいと感じるようになるのは意外と早くきます。句会も二回休んでしまいましたが、また少しづつ俳句の世界へ戻っていきたいです。本当はこのままずるずると離れていきたいような気もしていましたが、絶妙なタイミングで先生と先生の奥様からお電話があり、引き戻され?ました。

拙句ばかりです。「夕間暮」という言葉以外の言葉がないかと探して諦めたり、再考を指摘された個所をそのまま載せたりしています。文法の間違いだけはないように気をつけていますが、でも強い感動の気持ちがなければ、全く何もない、無、なのですから、何もないところから十七音にまとめる作業を楽しみたいです。でも苦しんでいるときが多いような気がします。おかしいですね~笑





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# by itiko4747 | 2017-05-06 16:41 |
春 - 三句



見覚えの鉢に咲きけり桜草

山を負ふ農夫や春の虹立ちて

沈丁や夕べにはかに雨意の風



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# by itiko4747 | 2017-04-01 08:00 |
春 - 四句


雲切れて大きな夕日鳥帰る

肥後の牛山火背負ひて草を食み

道の辺の白蒲公英のほぐれをり

熊本地震
春めきて開園まぢか動物園



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雲切れて大きな夕日鳥帰る・・・鶴の越冬地である、鹿児島県出水市を通過中、鶴が隊列を組んで飛んでいきました。これが引鶴?、鶴が飛んでいる姿を見るのは初めてです。丁度、大きな夕日が沈みかけてとても美しかったので、何とか句にできないかなと考えて詠んだ句なのですが、あとでよく考えると、北帰行のため飛び立つのは朝からお昼にかけてのようなので、勘違いの句という事になります。
最後の句は、動植物園が一部再園されると聞いた時の喜びをそのまま句に。




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# by itiko4747 | 2017-03-28 08:00 |



俳句初心者の俳句の記録 そして日々の事も少し
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