カテゴリ:好きな俳人・句( 3 )



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11月7日は立冬。熊本の紅葉はこれからでしょうか。
好きな冬の句を。


【福田甲子雄 現代俳句コレクションより】

冬の濤目つむり耐へる家ばかり

年暮るる振り向きざまに駒ヶ嶽

雨の野を越えて雪ふる谷に入る

寒灯を消す紐たるる枕上

盆地は灯の海山脈は寒茜

山はるかなり冬日また遙かかな

作ること書くこと必死冬迫る

人肌にふるるいのちのあたたかし






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by itiko4747 | 2014-11-09 12:31 | 好きな俳人・句
好きな句

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(崎津天主堂)


【新 現代俳句コレクション】より   有働 亨

天草大江天主堂六句

組む稲架のひかりに抱かれ信徒村

稲架歪み隠れの村は灯りそむ

浜ぐみはいまも酸つぱし遠くに灘

末枯れて子守奉公の唱残る

百姓の足擦れ踏絵見し暮秋

殉教の語り部となれ烏瓜



亨先生は、先生の先生、だそうです。とても厳しい方だったそうです。






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by itiko4747 | 2014-06-16 15:45 | 好きな俳人・句
好きな句
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「朝倉和江句集」より五句


水仙の葉先までわが意志通す

診療にはづす十字架露けしや

今死なば花野の空をただよふか

芽立前手紙断つとき愛ふかし

春暁の首やはらかく目覚めけり



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朝倉和江先生のもとで作句をしてこられた方たちのお話を聞くと、とても厳しい先生だったそうです。
句集は先生がお貸しくださいました。和江先生とはお友達だったそうです。句集を読みながら魂が揺さぶられるようでした。

今、どくだみの白い花が綺麗で、見ていると十字架を連想します。



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by itiko4747 | 2014-05-24 04:00 | 好きな俳人・句



俳句初心者の俳句の記録 そして日々の事も少し
by itiko4747
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